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モハン・ドス博士がSARIを代表して優秀指導者賞を受賞

モハン・ドス博士がSARIを代表して優秀指導者賞を受賞
2016年3月22日

フィラデルフィア(2016年3月22日) —カナダ医学物理士学会(the Canadian College of Physicists in Medicine)認定医で、低線量放射線がん予防治療主唱者の一人であるフォックスチェイス癌センターのモハン・ドス博士は、マサチューセッツ州アマーストで行われる国際ホルシミス学会(the International Dose-Response Society)による第15回年次国際会議において、Scientists for Accurate Radiation Information (以下SARI)を代表し、線量応答の分野における優秀指導者賞(Outstanding Leadership Award)を受賞した。

SARI創設者の一人で、フォックスチェイス准教授を務める医学物理士ドス氏は「SARIを代表してこのような賞を頂くことができ光栄です」と述べた。「SARIは率先して、低線量放射線の健康への影響についての、誤った情報を正す活動を行ってきました。私たちの取り組みがこのように認められ嬉しく思います。SARIにおける私たちの使命の一つは、放射線医学による診断・治療への不信、放射線への偏見や忌避に由来する避けられる死や、病気、ケガなどを防ぐ助けになることです。」

ドス氏はピッツバーグのカーネギーメロン大学で、物理学修士号および博士号を取得。アメリカとカナダでの10年間博士研究員を務めたのち、カナダのレジャイナ総合病院核医学科の医学物理士となる。2001年からフィラデルフィアのフォックスチェイスがんセンターの画像診断科に勤務し、現在准教授を務める。カナダ医学物理士学会の核医学物理学認定専門医。

またドス氏は個人で国際ホルシミス学会より線量応答の分野で2014年優秀指導者賞(the 2014 Outstanding Leadership Award)を受賞している。

https://www.foxchase.org/mohan-doss

ご存知のように、ドス博士は2014年1月に結成されたSARI創設者であるとともに、日本にも当会の招きで来日、議員会館での講演や、昨年3月の研究会での発表など、積極的に発言を続けておられます。

SARIが結成された大きなきっかけの一つは、我が国における東日本大震災以後の、放射線に対する過度な恐怖に基づく、政府関係者の非科学的な対応を憂慮し、正しい知識を伝えることでした。SARIの任務は「人騒がせなニュース報道や定期刊行物を含むその他メディアを使って拡散される放射線についての病的な恐怖を助長しようとする誤った情報に対抗策を講じることを通して、不必要な放射線恐怖に関連した死亡、罹患、放射線医学の診断上/治療上の不信と結びついた傷害、原子力/放射線医学上の緊急事態からの障害等の防止に貢献すること。」であり、これは当会の精神とまさに同一のものです。

今後ともドス博士、アリソン博士らSARIの科学者の方々と当会は連携を強めていきたいと考えます。そして今回、ドス博士の受賞に心からお祝いを申し上げます。