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本日発売の「週刊新潮」3月20日号に、高田純教授の原稿が掲載されました

本日発売の週刊新潮3月20日号42ページに、高田純教授の原稿「原発事故から3年 福島「帰還困難区域」の牛は、孫に食べさせても大丈夫」が掲載されています。どうかお手にとってご覧ください。

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/

この原稿の中で高田教授は福島県浪江町(現在、帰還困難区域に指定され、厳重な立ち入り制限下にあります)の実態を、自ら現地入りしか科学調査により報告しています。同地の牧場では今でも300頭ほどの和牛が元気に暮らしていますが、もちろん、政府はこの牛たちは放射能に汚染しているとみなし、出荷されることはありません。しかし牧場主たちは、今も避難施設から牛の世話をしに毎週訪れて、牧場の復活を待ち望んでいます。

高田教授は牛たちの体内に蓄積されたセシウムを持続的に経過測定し、その結果、浪江町の牛たちの体内セシウムは猛スピードで減衰していること、2012年10月の段階で、早くも日本政府が示す暫定規制値をクリアしていること、牛肉として食べても全く問題ないことを証明しています。「孫に食べさせても大丈夫」という表題は、高田教授がお孫さんを授かったことにもかけていますが、簡単に言えば、今後私たちの次世代において、この福島の牧畜業は必ず復興することを表す文章でもあります。

同時に高田教授は自分自身や、現地で牛たちを見捨てず世話している人たちの人体に及ぼす放射能の影響も調査し、現段階ですでに同地は帰還可能なこと、当会では厳しすぎるという異議も出されているICRP基準に照らしても何ら問題がないことを指摘しています。

高田教授は、放射能は伝染病ではなく減衰していくものであること、福島から住民を「緊急退避」させたことは全く無意味であり、その結果多くの家畜の命が失われ、また入院患者やご老人約70人の「医療弱者」が亡くなった悲劇を怒りを込めて指摘し、今もなお復興の兆しが見えていないことを「異常事態」と告発しています。ぜひ本記事をお手に取り、福島の復興は正しい知識と政策に基づけば可能であることをご理解いただきたいと思います(広報 三浦)