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映画『パンドラの約束』  全国で公開

映画『パンドラの約束』

・「原子力発電こそが破局的な気候変動から地球を救う」と真面目且つ論理的に訴えており、多くの国民にイデオロギーを超えて鑑賞して欲しい映画である。

・監督のロバート・ストーン氏は環境保護論者で、長年に亘り反原発運動を展開する筋金入りの環境運動家であったが、世界の実態を知り「貧困から逃れ、地球温暖化を避ける唯一の道を世界にもたらすのが原子力エネルギーだとしたら?」と考えるようになり、原子力発電の推進を支持する立場に転換した。

・過去において原子力エネルギーに異を唱えていた主張を180度転換させたことが映画出演によって明らかになり、キャリアと評判が失墜しかねないリスクを負ってまで“転換”を語る元・反原発主義者たち多数を登場させ、その姿を力強く描写している。

・事実と異なる主張によって相変わらず原発反対を叫ぶ声も紹介し又、思惑から先端の研究・実験に介入してストップに導く政治家の動きも

取り上げているが、映画の主張は明白である。

「我々はリスクに対して現実的な見方が必要だ。文明の利器(即ち、原子力エネルギー)の活用はリスクを伴うが、化石燃料使用のリスクば原子力エネルギー依存のリスクを遥かに上回る。」

・4月12日に先行上映が始まった名古屋・伏見ミリオン座では、上映が今月9日(金)までと1ヶ月近くに及ぶ。又、福岡中洲大洋や横浜ニューテアトルでも4月19日に公開したが、前者では今月15日(木)まで、後者は今月16日(金)までの続映(更なる延長もあり得る模様)が決まっており、好評ぶりが窺える。

尚、この映画に対する反原発派の沈黙が顕著である。反論したくともできない状態なのであろう。


反原発→推進派を描く映画「パンドラの約束」公開 ロバート・ストーン監督に聞く

反原発→推進派を描く映画「パンドラの約束」公開 ロバート・ストーン監督に聞く

環境保護派がなぜ原発容認に

かつて反原発主義者だったものの、原発推進派に転じた知識人たちの声を集めた米映画「パンドラの約束」が19日から全国順次公開される。ロバート・ストーン監督(55)は産経新聞のインタビューに応じ、環境保護の観点や、他国への過度なエネルギー依存を避けるためにも、原発推進が必要だと強調した。(ニューヨーク 黒沢潤)

--なぜこの映画を製作したのか

「私自身、かつて反原発主義者だった。しかし、われわれはこの25年間、二酸化炭素排出の問題を十分に解決できないでいる。そうした中、原発容認派に転じた多くの環境保護派らに興味を持った。クリーンなエネルギーの多くは今、原発から来ているということを私たちは認識する必要がある。成長を続ける世界が必要とするエネルギーは毎日増え続けている」

--環境保護以外に原発が必要な理由は

「ロシアは今、天然ガスへの支配を強めている。われわれは長らく外国へのエネルギー依存に目を向けてこなかったが、ロシアのやり方を見て、この問題を考えるようになった。フランスや日本が原発に依存するのは、エネルギー依存の観点から正しいと思う」

--風力、太陽光エネルギーの重要性は

「特定の分野で効果を発揮しているが、地球全体でみれば十分な量ではない。中国やインドを見れば分かるように、世界のエネルギー消費量は急増しており、近い将来、化石燃料を風力や太陽光、潮力エネルギーに代えることはできない」


本日発売の「週刊新潮」3月20日号に、高田純教授の原稿が掲載されました

本日発売の週刊新潮3月20日号42ページに、高田純教授の原稿「原発事故から3年 福島「帰還困難区域」の牛は、孫に食べさせても大丈夫」が掲載されています。どうかお手にとってご覧ください。

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/

この原稿の中で高田教授は福島県浪江町(現在、帰還困難区域に指定され、厳重な立ち入り制限下にあります)の実態を、自ら現地入りしか科学調査により報告しています。同地の牧場では今でも300頭ほどの和牛が元気に暮らしていますが、もちろん、政府はこの牛たちは放射能に汚染しているとみなし、出荷されることはありません。しかし牧場主たちは、今も避難施設から牛の世話をしに毎週訪れて、牧場の復活を待ち望んでいます。

高田教授は牛たちの体内に蓄積されたセシウムを持続的に経過測定し、その結果、浪江町の牛たちの体内セシウムは猛スピードで減衰していること、2012年10月の段階で、早くも日本政府が示す暫定規制値をクリアしていること、牛肉として食べても全く問題ないことを証明しています。「孫に食べさせても大丈夫」という表題は、高田教授がお孫さんを授かったことにもかけていますが、簡単に言えば、今後私たちの次世代において、この福島の牧畜業は必ず復興することを表す文章でもあります。

同時に高田教授は自分自身や、現地で牛たちを見捨てず世話している人たちの人体に及ぼす放射能の影響も調査し、現段階ですでに同地は帰還可能なこと、当会では厳しすぎるという異議も出されているICRP基準に照らしても何ら問題がないことを指摘しています。

高田教授は、放射能は伝染病ではなく減衰していくものであること、福島から住民を「緊急退避」させたことは全く無意味であり、その結果多くの家畜の命が失われ、また入院患者やご老人約70人の「医療弱者」が亡くなった悲劇を怒りを込めて指摘し、今もなお復興の兆しが見えていないことを「異常事態」と告発しています。ぜひ本記事をお手に取り、福島の復興は正しい知識と政策に基づけば可能であることをご理解いただきたいと思います(広報 三浦)

 

 

 


放射線の正しい知識を普及する会ニュースレター第一号が完成しました

放射線の正しい知識を普及する会ニュースレター第一号が完成しました。

内容目次

趣意書

役員あいさつ

渡部昇一代表、加瀬英明副代表、中村仁信副代表、服部禎男理事、高田純理事、茂木弘道事務局長

第3回放射線議連勉強会報告 講師 中村仁信

書籍紹介 復活の牧場 報告2013 高田純著

地球を救う夢のテクノロジー 服部禎男講演会報告


謹賀新年

謹賀新年

新春を迎え、平素のご厚情を深謝し、

皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

当会は今年も、放射線についての正しい知識を普及することを通じて、日本国のエネルギー政策の確立、そして福島の復興のために尽力していく所存でございます。

皆様方のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い足します。

 

放射線の正しい知識を普及する会一同

 

 

人は放射線なしには生きられない~第9回放射線防護研究会シンポジウム報告記事紹介

人は放射線なしには生きられない~第9回放射線防護研究会シンポジウム カリウム40による内部被曝こそ生命活動の根源

2013年11月24日(日)、日本青年館で、「人は放射線なしには生きられない」をテーマに、第9回放射線防護医療研究会が開催された。放射線防護研究の第一人者である高田純教授(札幌医科大学大学院医学研究科)や放射線ホルミシス研究の権威である服部禎男氏(元電力中央研究所理事)らが講演し、福島県民の放射線被曝のモニタリングや放射線医学の最先端の情報を提示した。

福島県民の被曝、宇宙飛行士より圧倒的に少ない値

「放射線ゼロがいい」は、現代物理学を知らない人の言葉。放射線がゼロならそもそも宇宙も生命も存在しない。高田氏は、そう述べ、放射線被曝による身体的影響の事例をあげた。

例えば、上空ほど電離放射線による被曝は強くなる。宇宙飛行士は1日あたり1mSv(ミリシーベルト)を浴びるが、とくに健康に悪影響はない。

2011年の福島第一原発事故での福島県民のヨウ素131による甲状腺被曝線量は最大で35mSv、外部被曝線量は10mSv以下、セシウムによる内部被曝は99.98%が1mSv未満で、宇宙飛行士よりも圧倒的に少ない値と高田氏は指摘。


渡部昇一(上智大学名誉教授)服部禎男(元電力中央研究所原子力担当理事)対談

「反原発」ならバカでも言える

渡部昇一 上智大学名誉教授

服部禎男 元電力中央研究所原子力担当理事 対談(歴史通 2014年1月号掲載)

 

爆心地ではアリもミミズも生きていた-永井隆博士の科学する心を思い出せ!

広島も長崎も除染ナシ


汚染水の真実 ニューズウイーク日本版11月12日号記事紹介

先のニューズウイーク日本版11月12日号記事に、「汚染水の真実」という記事が掲載されました。「(日本)政府は汚染水について、国民を安心させるために、厳しい環境基準を設定、その結果、期待値を非現実的なレベルに上げてしまった」という趣旨のもので、誤解なきようできるだけ記事そのものを紹介します。

汚染水の語られざる真実

(リード・タナカ(元在日米軍司令官放射能問題顧問、デービット・ロバーツ(物理学者、元駐日米国大使科学顧問)

(前略)

原子炉内に残る核燃料も使用済み燃料プールに保管されている燃料棒も、11年秋以降は安定している。急造の冷却システムがうまく機能しているからだ。4号機の使用済み燃料プールから燃料棒を取り出して、作業員が近づける場所に移す準備も進んでいる。放射能は自然に減っていくから、燃料棒が過熱する可能性は時間の経過とともに減少している。

その他の対策も、それなりに成功している。フィルターと建屋カバーによって空気中への放射性物質の拡散は遮断されているし、放射能物質を含んだちり粒子の再飛散も吸着剤によって最小限に抑えられている。

困難な条件下で大量の汚染水を封じ込める仕組みも、ある程度は有効に機能している。汚染水の大部分は現在、建屋の地下、各種トレンチ(地下道)、専用のタンクや貯水池にためられている。

しかし、このような封じ込めの努力は、地下水と雨水という容赦ない自然の力に脅かされている。汚染水の量が増え、漏水のニュースが度重なって、すべての汚染水をいつまでためておけるのか、そもそもためておくのは賢明なのか、ということを考えなければならない。

当面の重要問題は汚染水漏れだ。しばしば混同されていることだが、地下水によって運ばれる放射能汚染の問題と、タンクなどからの漏水問題は性質が異なる問題だ。


書籍紹介 高田純著 復活の牧場 報告2013 震災元年から始まった福島県浪江町での生命の科学調査

書籍紹介

復活の牧場 報告2013 震災元年から始まった福島県浪江町での生命の科学調査

高田純(理学博士 札幌医科大学教授)著

放射線防護情報センター発行

 

本書を開くと、まず鮮やかなカラー写真が目に飛び込んできます。最も印象的なのは、浪江町での牛たちの、しかも元気で健康としか見えない姿です。著者は、大震災直後の平成23年4月に福島県二本松市を調査に赴いたとき、浪江町に残してきた牧場の牛たちの様子を調べに行きました。その牛たちは著者によれば、1か月も放置されていたのに、急性放射線障害は全く見られず、人恋しいのか著者に寄り添ってきました。

戦争中の上野動物園での、象をはじめ多くの動物たちが薬殺された悲劇を描いた「かわいそうなぞう」という童話は多くのひとがご存じと思います。勿論悲しい話ですが、戦争中、空襲の危機のある中、やむおえない処置だったのかもしれません。しかし、震災後の福島では、多くの家畜たちは、必要もないのに死に追いやられていきました。その中で、著者の協力者である山本幸男氏をはじめ、浪江町の和牛改良友の会は、通行許可証をもらっては現地の牧場を訪ね、牛たちの命を救ったのでした。


放射線と放射能を正しく理解する 市民講演会

12月22日(月)に大阪大学中之島センターにて開催される「放射線と放射能を正しく理解する 市民講演会」案内です。詳しくは下記画像をクリックして表示されるPDFファイルをご参照ください。

放射線と放射能を正しく理解する …